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どこの道場でもそうだと思いますが、
ブラジリアン柔術をやっている方の殆どが
趣味として楽しんでいると思います。
しかし、柔術に限らず格闘技は
途中で辞めてしまう人が物凄く多い競技でもあります。
（有難い事にTF横浜は退会率低めなのですが）
様々な理由があるので一概には言えないかと思いますが、
よくある理由の１つとして
「人と比べてしまう」「他人の評価を気にしてしまう」
というのがあるかなと思います。
例えば、
「スパーリング・試合で勝てない」「中々帯が上がらない」
などという話は私がインストラクターになる前から
仲間の間でよくある話題ではあったのですが、
個人的にはそこまで気にしないタイプでした。
30歳でスタートしたのも大きかったかも知れません。
おっさんが若者にチャレンジする、
というような気持ちで取り組んでいました。
「実力は自分でつけるもの、帯は他人がくれるもの」
という言葉があるのですが、
そんな感じで強くなる過程を楽しんでいる内に
気付いたら黒帯になる事が出来ました。
現在は新たな趣味として写真を撮っているのですが
自分がいいなと思った写真をSNSにアップしてもそんなに「いいね」は付きません。
なんなら飲んだ缶ビールをテキトーに写した写真に
3倍くらいのいいねがつきます（笑
そしてそれに結構納得しています。
最終的に誰が見てもいい！！
と思ってもらえる写真が撮れるようになったら
それはそれでサイコーですが、
撮影する行為自体やちょっとした上達を楽しんでいるので
評価自体はあまり気にならないのです。
比較対象はあくまで過去の自分で、
コツコツ積み上げて行った先にそれがあると思っています。
多分写真も10年くらい頑張って撮って行けば
それなりになるんじゃないかと思っています。
ま、現時点では「ピントが合ってた！！」位で喜んでいるので
（柔術で言えばエビが出来たレベルでしょうか）、
プロカメラマン並みになる日は永久に来ないかも知れませんが（涙
趣味として長く楽しめたら最高です。
何となく纏まりがない話になってしまいましたが、
是非皆さんには趣味の柔術を通じて
「昨日の自分よりも上手くなること・強くなること」
を楽しんで頂けたらと思います。
私もそのお手伝いが出来れば幸いです。
伊藤 英元
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