トライフォース柔術アカデミー横浜blog

横浜駅きた西口徒歩五分のブラジリアン柔術専門道場、トライフォース横浜のブログです。

型と実戦。

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20代半ばの頃、

中国拳法時代に初めて硬式空手の先生とスパーリングさせて頂く機会がありました。

それまでは型と対打(約束組み手)のみで

全くフリーで本気で殴り合うのはほぼ初、という感じでした。

 

開始早々、型通りに綺麗に一発入れる事が出来て

「お、意外と行けるな」

と思ったのですが、

そこから先生がガンガン前に出て来て

スパーリング慣れしていなかった自分はその勢いに圧されてスタミナも無くなり、

後半はボコボコにされました(笑

 

勿論ルールがある組み手でのことですので

「路上の実戦で素手素面、何でもありなら違う」

と言われたらそうかも知れません。

 

しかし、少なくともルールのある格闘技の試合で勝つ為には

スパーリングは必須だなと思うようになり、

それ以降頻繁に複数の空手道場に出稽古させて頂き、

スパーリングを定期的にする様になりました。

 

と同時に「型」の有用性も感じる事が出来ました。

特に突きに関しては基本を徹底する事で試合でかなり効果を発揮していたと思います。

 

 

この話を単純に柔術に当て嵌める事は出来ないのですが、

テクニックとスパーリングは「車の両輪」の関係にあるという点では同じかなと思います。

 

より効率良く前に進む為にはどちらも必要なのは間違いありません。

(その比率に関しては個人差があると思います。)

 

個人的には型重視の武術ではスパーリングを、

スパーリングメインの柔術ではテクニックを意識的に取り入れる必要があるのかなと思っています。

 

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ここまで読んで、

柔術はテクニック重視でしょ」

と思われてる方は大丈夫です、そのまま練習して下さい(笑

 

「パワーで解決しちゃってるな〜。。。」

と反省した方は是非この機会にテクニック練習しましょう。

 

伊藤 英元

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