僕自身が格闘技、というか武術に出会ったのは高校生の頃でした。
当時通っていた高校の先生が
「合気研究会」
という怪しげなネーミングの同好会をやっていて、
ハンドボール同好会を立ち上げた僕達は
足りない人数を補う為に
「部員同士の貸し借りによる水増し」
をしていました。
何となく格闘技には興味があったので軽い気持ちで練習に参加したのですが、
今になって思えばこれが格闘技人生の始まりでした。
太極拳を3年間練習していたのですが、
元々マニアックな性格もあってドップリとハマってしまっていました。
一例を挙げると「立禅 」と呼ばれる、
傍目からは「ただポーズをつけて突っ立ってるだけ」な、
凡そ高校生が好んでやるとは思えないような基礎鍛錬を自宅でも毎日やっていたので
父親は当時流行っていたオ○ム真理教的な何かに入ってしまったかと本気で心配していました(笑