当時、インターネットを通じて知り合った人達と
「推手」
と呼ばれる太極拳の伝統的な組手練習の交流会などをやっていました。
しかし、閉鎖的な中国拳法の世界では他流派との交流自体を良しとしない空気もあり、
僕は最初の流派を辞めてより自由な同流他派に移りました。
そこでは最初主に
「硬式空手」
というスーパーセーフという面と胴をつけて
フルコンタクトで組手を行う空手の流派と交流していました。
初めてスパーリングをお願いしたのは今もお付き合いのある空手の先生だったのですが
先制の一撃は入れたものの、
その後はスタミナ切れもあって壁に詰められてボコボコにされたのを覚えています(笑
数回やってみて分かったことは
テクニック的には中国拳法は知られていないこともあって
遣り難さがかなりある様でしたが、
逆に普段から組手を沢山しているわけではないのでフィジカル、
特にスタミナ面に難があるのが僕自身の課題でした。
少しずつ組手に慣れてきた所で試合にも出てみたいと思う様になり、
まずは小規模な散打と呼ばれる中国拳法の試合に出る事にしました。